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対戦国から見た日本

日本戦4日前に監督解任、チュニジアの決断。後任は元代表監督ケバイエル氏

グループFで日本の次戦相手であるチュニジアが、6月21日の対戦を4日後に控え、サブリ・ラムーシ監督の解任を発表した。初戦のスウェーデン戦で1-5の大敗を喫してから数時間後の決定だった。後任の暫定指揮官には、2019年から2022年まで代表を率いたモンデル・ケバイエル氏が復帰し、グループステージの残り試合を担当する。

2026年6月16日 12:12約2分で読めるコメント可
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大敗を受け、連盟は迅速に決断

チュニジアサッカー連盟(FTF)は、初戦のスウェーデン戦から24時間と経たずに、サブリ・ラムーシ監督の解任を公式SNSで発表しました。この決断の直接的な引き金は、[1-5という大敗]でした。しかし、問題はスコアだけではありませんでした。試合開始わずか7分での失点を皮切りに、後半には守備組織が完全に崩壊。内容、結果ともに惨敗と言えるもので、チームは得失点差マイナス4でグループFの最下位に転落しました。今年1月に就任したラムーシ監督の政権は[わずか5ヶ月]で終わりを告げ、2026年大会において、大会期間中に解任された最初の監督という記録を残すことになりました。

国内の圧力と「あってはならない一敗」

チュニジア国内メディアの論調は、この解任劇がスウェーデン戦の一敗のみを理由とするものではないことを示唆しています。フランス語メディア[Webdo]は、この敗戦を「あってはならない一敗(celle de trop)」と断じ、日本との次戦を前に高まる国内世論の厳しい圧力に連盟が屈した形だと報じました。事実、ラムーシ監督への懐疑的な視線は就任当初から存在しました。特に、親善試合でベルギーに0-5で大敗した際には、その戦術やチームマネジメントへの批判が噴出していました。スウェーデン戦後、ラムーシ監督自身が敗戦を[「痛みを伴うもの」]と表現し、チームの改善がなければ早期敗退は必至だと認めたことも、結果的に解任への流れを加速させました。国民の不満は、この一敗を機に「監督交代」という一点で急速にコンセンサスを形成しました。

後任は元監督ケバイエル氏、安定を求める選択

この危機的状況でチームの再建を託されたのは、モンデル・ケバイエル氏です。彼は[2019年8月から2022年1月まで]チュニジア代表を率いた経験を持つ元監督です。前回在任中には、2021年のアフリカネイションズカップでチームを準々決勝まで導いた実績があります(ラウンド16でナイジェリアに1-0で勝利後、ブルキナファソに敗退)。解任後はFTFの技術部門に所属していたため、現在の代表チームの選手構成や連盟内部の力学にも通じています。大会期間中という準備時間が全くない状況で、外部から新たな監督を招聘する混乱を避け、内部事情を熟知する人物に日本戦とオランダ戦の指揮を委ねる。これは、安定を最優先した連盟の現実的な選択と言えるでしょう。

日本の分析はリセット、戦術は未知数に

この電撃的な監督交代は、対戦を控える日本の準備にも直接的な影響を及ぼします。ラムーシ前監督が志向した攻撃的な戦術を基にしたスカウティングは、白紙に戻さざるを得ません。チュニジアがグループ最下位であり、決勝トーナメント進出には勝利が不可欠という追い詰められた状況に変化はありません。しかし、ケバイエル暫定監督がこの状況を打開するためにどのような手を打つかは、完全に未知数です。限られた時間の中で、彼は先発メンバーを大幅に入れ替えるのか、スウェーデン戦で崩壊した守備の再構築を最優先事項とするのか、それとも全く異なるアプローチを選ぶのか。日本側がその答えを知ることができるのは、モンテレイでの試合開始の瞬間以外にありません。チュニジアが背水の陣で臨むこと、そしてベンチからの指示が数日前のものとは全く異なるという事実だけが、現時点での確定事項です。

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