26WorldCup 2026北中米W杯
/
ニュースへ戻る
ニュース

ロナウド最後のW杯、涙の敗退 スペインが終了間際の一撃でポルトガルを退ける

アーリントンで試合終了の笛が鳴ったとき、クリスティアーノ・ロナウドは涙を流していた。それを慰めたのは18歳のラミネ・ヤマルだった。ミケル・メリーノの91分のゴールでスペインがポルトガルを1-0で下し、準々決勝へ進出。41歳のロナウドの、6度目で最後のワールドカップが幕を閉じた。

2026年7月7日 07:45約2分で読めるコメント可
シェア

笛と、41歳を慰める18歳

テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムでスペインがポルトガルを1-0で下したあと、カメラはその場に立ち尽くし涙を流すクリスティアーノ・ロナウドをとらえた。歩み寄って肩を抱いたのは、スペインの18歳、ラミネ・ヤマルだった。ロナウドは試合前、「これが自分の最後のワールドカップになる」と話していた。ピッチで最も若い選手が、最も年長の選手を慰める幕切れだった。

動かない90分、そしてスペインの一手

90分間、両者ともゴールを割れなかった。内容で上回ったのはスペインで、ボール支配56%、期待値1.77、シュート15本のうち6本が枠内。それでもこじ開けられない。ポルトガルのGKディオゴ・コスタが再三のセーブでチームを0-0につなぎ止めた。前半にはオヤルサバルが抜け出しながら枠を外し、ポルトガルの最大の見せ場はヌノ・メンデスのシュートがクロスバーを叩いた場面だった。決着は後半アディショナルタイム1分。ロドリからフェラン・トーレスが受け、反転してボックス内で無警戒のメリーノへ通す。今度はメリーノがコスタを破った。延長へ向かいかけた試合が、一瞬で終わった。

6度のワールドカップ、この別れ

ロナウドは41歳。2006年から2026年まで、6大会のワールドカップに出場してきた。今大会では6つの異なる大会で得点した史上初の男子選手にもなった。ラウンド32でポルトガルがクロアチアを2-1で下した試合で決めたPKは、彼にとってワールドカップのノックアウトステージ初ゴール。41歳147日での得点は、決勝トーナメントで得点した史上最年長でもある。次の2030年大会は45歳を迎える。数々の記録を残しながら、ワールドカップ優勝だけは最後まで手に届かず、6度の挑戦でたどり着いた最も深い場所も、この16強までだった。

ヤマルの番

ピッチ上の対比こそが、この試合の物語だった。18歳のヤマルは、1試合で相手ボックス内10タッチ以上とドリブル成功10本を同時に記録し、1966年以降で最年少の達成者となった。スペインはここまで足踏みなく勝ち上がってきた。グループを首位で抜け、ラウンド32ではオーストリアを3-0で退けている。決勝トーナメントを無失点で勝ち進むその姿は、いまや大会屈指の優勝候補に見える。スペインがワールドカップを制したのは2010年の一度きりで、あれから16年が過ぎた。二度目の頂点を目指す旅を、10代の主役が引っ張っている。ロナウドを見て育った世代が、そのロナウドを送り出した。

スペインの準々決勝の相手は、今日決まる

スペインが進んだ8強は、ほぼ輪郭が見えている。モロッコとフランスは現地7月9日にボストン近郊で、イングランドとノルウェーは現地7月11日にマイアミで対戦する。スペインの相手は、今日9時(日本時間)にシアトルでキックオフするアメリカ対ベルギーから決まる。

関連リンク

大会形式、日程、会場などを詳しく見たい方向けのリンクです。

シェア
Chant をフォロー

試合のたびに更新する速報・コラム・世界の声を、タイムラインで受け取れます。

特集 — 物語で入るワールドカップ
注目記事と特集を開けます
コメント

楽しくサッカーを語る

公開前確認あり

投稿にはGoogleログインが必要です。サイト側ではメールアドレスや実名を保存せず、コメント欄ごとの匿名サポーターIDだけを表示します。コメントは公開前に内容を確認します。

コメント、いいね、イエローカードにはGoogleログインが必要です。
0/600
まだコメントはありません。