26WorldCup 2026北中米W杯
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共催カナダ、地元W杯で16強敗退 モロッコが3-0で8強一番乗り

前半は共催カナダが押し込んだが、得点は生まれなかった。後半にウナヒが2点を奪い、後半アディショナルタイムにラヒミが3点目。モロッコがヒューストンでカナダを3-0で下し、2026年W杯で最初に8強へ勝ち上がった。地元開催のカナダは、これで大会を去る。

2026年7月5日 05:43約2分で読めるコメント可
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最初の45分は、カナダの方が試合を握っているように見えた。地元開催の観客が詰めかけたヒューストン・スタジアムで、共催国は主導権を握って押し込んだ。ただ、その時間帯を得点に変えることはできなかった。モロッコも早い時間に痛手を負う。23分、中盤の要イスマエル・サイビリが太もも裏を痛めたような様子でピッチを退き、しばらくは耐える側に回った。

試合は後半に動いた。50分、アゼディン・ウナヒが均衡を破ると、82分にも自身2点目を挙げる。さらに後半アディショナルタイム8分、スフィアン・ラヒミが3点目を決めて3-0。ハーフタイムまでの拮抗が嘘のように、モロッコが危なげなく押し切った。先手を取ってからのモロッコは、ノックアウトで最も得意とする形に持ち込んだ。試合のテンポを握り、相手にスペースを与えず、奪ったら手早く前へ運ぶ。前半に耐えた分を、後半でまとめて回収した。

カナダにとっては、地元W杯がここで終わる。16強に進んだこと自体が国として初めての到達点で、共催国はその勢いをノックアウトまで持ち込んでいた。だが、最も勝ち残りたかった一戦で、実力差がはっきり出た。大会は記憶に残る一夜ではなく、3点差の敗戦で幕を閉じる。グループリーグから代表を追いかけてきた地元のスタンドは、試合終了のホイッスルよりずいぶん前に静まっていた。

一方のモロッコは、アフリカ勢がまだ歩いたことのない道をさらに進む。2022年大会では、アフリカとアラブの国として初めてベスト4に到達した。そして今回、アフリカの国として初めて、2大会連続で8強に進んだ。組み合わせに恵まれただけの勝ち上がりでもない。R32ではオランダと1-1からPK戦を制し、グループリーグはブラジルとの1-1を含む無敗で通過している。この舞台にふさわしいと自負してきたチームが、結果でもそれを裏づけつつある。

モロッコは8強一番乗りとなった。各社の報道によれば、準々決勝は現地7月9日(木)にフォックスボロのボストン・スタジアムで行われ、相手はフランスとパラグアイの勝者だ。フランスはここまで4試合を無敗、パラグアイはグループ3位から勝ち上がってドイツをPK戦で退けた側になる。フランスとパラグアイの一戦はこのあとに組まれており、モロッコは相手が決まるのを待つ立場になる。0-0の重い前半を1試合として引き受け、後半の30分あまりで勝負を決めた点は、この先の相手にとっても厄介な材料になる。中盤のサイビリを早い時間に欠きながら試合をひっくり返したことも、選手層の厚さを示した。

日本はR32でブラジルに敗れて大会を去っており、日本の読者にとってこの先の見どころは、ブラジルのいる山から誰が勝ち上がるのか、そしてモロッコがこの勢いを、大会のこちら側で初めての準決勝に届かせられるかどうかにある。共催国では米国とメキシコがまだ16強に残っており、地元勢がどこまで勝ち上がるのかも、この先の見どころになる。

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