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フランスがパラグアイを下し8強 準々決勝はモロッコ、2022年ベスト4の再戦

70分、VARの確認を経て与えられたPKをエムバペが決めた。フランスがパラグアイを1-0で退け、準々決勝へ進んだ。ファウルの多い荒れた一戦だった。相手は8強一番乗りのモロッコ。2022年カタール大会の準決勝(フランス2-0)と同じ顔合わせが、現地7月9日にボストンで再び組まれる。

2026年7月5日 21:37約2分で読めるコメント可
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試合を決めたのは70分の1点だった。デジレ・ドゥエがパラグアイの守備エリアに侵入し、ディエゴ・ゴメスがボールに触れずに倒す。主審は一度は流したが、VARがオンフィールドレビューを促し、映像で明確なファウルと判断されてPKが与えられた。これをエムバペが決め、フランスがフィラデルフィアで1-0の勝利を収めた。

パラグアイは、この判定にも、そして反則が飛び交うのにカードが出ない一戦の流れにも、納得していなかった。選手たちはドゥエのシミュレーションだと主張していた。試合の記録では、パラグアイは13回のファウルで警告ゼロ、フランスは11回のファウルで3枚のイエローだった。中立の視聴者からは主審への批判も出た。元イングランド代表GKのジョー・ハートは「まったくの不名誉」と評し、トーマス・ヒッツルスペルガーは大会で見た中で最悪の判定だと述べている。いずれも解説者の見解であって公式の判断ではないが、この試合がどう受け止められたかはよく表している。争いようがないのは結果だ。フランスが勝ち上がり、ドイツをPK戦で退けて16強に来ていたパラグアイが姿を消した。

この結果で、8強屈指の好カードが決まった。フランスの相手はモロッコ。両者はW杯のこの段階で一度対戦している。2022年カタール大会の準決勝、アル・バイト・スタジアムで、フランスが2-0で勝って決勝へ進んだ、あの一戦だ。モロッコはその大会の主役で、アフリカとアラブの国として初めてベスト4に到達した。そのモロッコが、1つ手前のラウンドで同じ相手と再びぶつかる。準決勝の切符がかかる。

モロッコは8強一番乗りとして準々決勝を迎える。このラウンドでは共催カナダをヒューストンで3-0と下し、アフリカ勢として初めて2大会連続で8強に進んだ。組み合わせに恵まれたわけでもない。R32ではオランダと1-1からPK戦を制し、グループリーグはブラジルとの1-1を含む無敗で通過している。この舞台にいて当然だと考えているチームだ。オランダを止め、ブラジルとも点を分け合ったように、強豪相手でも失点を抑え、競り合いで上回る戦い方でここまで来た。フランスの攻撃陣にとっては、そのモロッコの守備をどうこじ開けるかが、この準々決勝の問いになる。

フランスにとって、この勝利は無敗の大会を続けるものではあるが、完璧なものではなかった。長い時間フランスを苦しめたパラグアイとの差は、VARによるPK1つ分でしかなかった。攻撃の破壊力は大会屈指だが、この日は流れの中から相手を崩し切れず、判定に助けられた面もある。準々決勝は現地7月9日(木)、フォックスボロのボストン・スタジアムで行われ、勝った方が準決勝に進む。日本はR32でブラジルに敗れて大会を去っているため、日本の読者にとってこれは残された好カードの一つになる。フランスが2022年と同じ結果を繰り返すのか、それともモロッコが4年前に阻まれた壁をついに越えるのか。その答えは、木曜に出る。

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