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日本を破ったブラジル、16強で敗退 ハーランド2発のノルウェーが8強へ

79分と90分にエルリング・ハーランドが決め、ノルウェーがブラジルを2-1で下して大会史上初の準々決勝に進んだ。6月30日に日本を破った優勝候補が、その次のラウンドで姿を消した。

2026年7月6日 09:13約2分で読めるコメント可
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ハーランドが決めた2発

79分、ノルウェーのシェルデルップが左サイドから上げたクロスに、ハーランドが頭で合わせた。ゴールキーパーの届かない隅へ。0-0で進んでいた試合を、マンチェスター・シティのストライカーが一撃で動かした。追加点も彼だった。90分、低く速いシュートがゴール左隅に突き刺さり、ノルウェーは2-0とした。会場のメットライフ・スタジアム(ニュージャージー州)はブラジル一色だったが、終盤の11分間で流れは完全に入れ替わった。

ブラジルの反撃は遅すぎた

ブラジルには前半、先制の好機があった。アイエルがマテウス・クーニャを倒したとしてVARの末にPKを得たが、ブルーノ・ギマランイスの一本はノルウェーのGKに止められた。この1本を決めていれば試合はまるで違う展開になっていたかもしれない、という前半だった。2点を追う後半アディショナルタイム、カゼミロへのファウルで再びPKを獲得し、今度はネイマールが決めて1-2としたが、時計はすでに終了間際を指していた。カルロ・アンチェロッティ率いる優勝候補は、決定機を生かせないまま去った。

「優勝か終戦か」のブラジル、36年ぶりの早期敗退

この敗退は重い。1994年から2022年まで、ブラジルは全ての大会で準々決勝に進んできた唯一の国だった。その連続記録が、16強で途切れた。ラウンド16での敗退は1990年以来、36年ぶり。5度の優勝を誇り、今大会も「優勝以外は失敗」と見られてきたチームの、あっけない幕切れだった。アンチェロッティ体制での初のワールドカップは、目標のはるか手前で終わった。

日本を止めた相手が、次の試合で消えた

日本のファンには、複雑に響く結果だ。日本は6月30日(日本時間)のラウンド32でブラジルに1-2で敗れ、大会を去った。前半に佐野海舟が先制しながら、後半にカゼミロに追いつかれ、アディショナルタイム6分にマルチネッリへ決勝点を許した試合だ。日本の夏を終わらせたブラジルが、その一つ先のラウンドで、やはり終盤の失点で敗れた。日本が1-2、ブラジルも1-2。どちらも決着は90分を過ぎてからだった。

ノルウェー初の8強、ハーランドは得点王争い首位

ノルウェーにとっては1998年以来となる本大会で、これがワールドカップ史上初の準々決勝進出となった。過去2度のラウンド16(1938年・1998年)はいずれも敗退しており、長く越えられなかった壁を、ハーランドの2発で越えた。ハーランド自身、これがワールドカップ初出場である。彼はこれで今大会7得点。メッシ、ムバッペと並んで得点王争いの先頭に立った。代表での連続得点は14試合に伸び、その間27ゴールという数字だ。

8強の顔ぶれが見えてきた

ラウンド16では、モロッコが共催カナダを3-0で退け、フランスがパラグアイを1-0で下して、ともに準々決勝一番乗りを決めている。この2チームは現地7月9日、ボストン近郊フォックスボロで激突する。2022年準決勝と同じ顔合わせだ。ノルウェーの準々決勝は現地7月11日、マイアミ。相手は、この後に行われるメキシコ対イングランドの勝者に決まる。

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