予選を戦わなかった国に、予選より重い初戦が来る
アメリカには、最終節の劇的な勝利も、プレーオフのPK戦もない。開催国枠で出場するチームにとって、出場権そのものは物語になりにくい。だが、その空白は楽さではなく、別の種類の重圧を生む。予選で公式戦の緊張を積み上げられなかった分、セネガル、ドイツとの直前試合、そしてパラグアイとの初戦が一気に評価の場になる。もし初戦で勝てば、ロサンゼルスの空気は『開催国が大会を始めた』という熱に変わる。逆に引き分け以下なら、米国メディアはすぐに選考、戦術、監督の求心力を問い始める。
