26WorldCup 2026北中米W杯
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対戦国から見た日本

壮行試合0-1、主力に負傷不安、初戦は34度予報――日本戦を前にオランダメディアが抱く懸念

6月14日(日本時間15日)、オランдаはワールドカップ初戦で日本と対戦する。しかし、壮行試合でアルジェリアに敗れ、主力選手のコンディションに不安を抱えたまま米国入り。さらに初戦のダラスは猛暑が予報されており、オランダメディアの論調は楽観的とは言えない。日本の初戦の相手国で、どのような議論が交わされているのかを現地報道から読み解く。

2026年6月7日 22:26約2分で読めるコメント可
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壮行試合での敗戦が残した疑問符

6月3日、オランダはロッテルダムで行われた国内最終壮行試合でアルジェリアに0-1で敗れた。現地メディア『MeeMetOranje』のレポートによると、オランダはドニエル・マレンのシュートがポストを叩き、ティヤニ・ラインデルスのゴールがオフサイドで取り消されるなど好機を作ったが、決めきれないまま試合終了4分前にアニス・ハジ・ムサに決勝点を許した。ロナルド・クーマン監督はハーフタイムの5人交代を含め計11人を入れ替えており、試合が最終調整であると同時にオーディションの側面も持っていたことを示唆している。それでも、この結果は「敗れたオラニエは疑問符を残した」といった見出しで報じられた。大幅なメンバー交代があった壮行試合はチーム状態を測る指標として信頼性が低いこと、そして右サイドのキーマンであるデンゼル・ダンフリースが出場停止で不在だった点は考慮すべきだろう。

主力選手に相次ぐコンディション不安

オランダにとってより大きな懸念は、選手の稼働状況だ。シャビ・シモンズは4月に前十字靭帯を断裂して大会欠場が決定しており、『アルジャジーラ』のチームプレビューもこの離脱を大きな打撃と伝えている。クーマン監督は負傷中のユリエン・ティンバーの状態について「楽観的ではない」と最近語った。さらに『スポーツ・イラストレイテッド』によれば、メンフィス・デパイはハムストリングの負傷から回復途上にあり、過去2ヶ月でコリンチャンスでの出場が途中出場2試合のみにもかかわらず26人のメンバーに選ばれた。26人中15人がプレミアリーグに所属するなど選手層が厚いことは確かだが、日本の強みであるトランジションで突かれる可能性のある、チームの根幹を担う選手の選択肢は狭まっている。

第3の敵、アーリントンの猛暑

オランダメディアは試合環境にも注目している。『MeeMetOranje』の気象レポートは、6月14日のアーリントンが現地時間15時のキックオフ(1日で最も暑い時間帯)に最高気温34度、湿度約59%に達すると予報。スタジアムの屋根は閉鎖可能で、FIFAはすでに各ハーフに追加の飲水タイムを設けることを発表している。オランダはまずニューヨークで調整を行い、6月8日に非公開でウズベキスタンと強化試合に臨むが、その気候はテキサスより穏やかだ。対照的に、日本は6月3日から30度を超えるモンテレイで暑熱順化を進めている。初戦が暑さとの戦いになるのであれば、両者の準備過程の違いは重要な要素となりうる。

日本への評価:軽視なく、むしろ警戒

オランダの報道に日本を軽視する様子は見られない。グループFの展望記事では、この初戦がオランダにとって最も難しい試合と位置づけられている。『Yahoo Sports』のガイドは日本を「ウェンブリーでイングランドを破った才能あるダークホース」と評した。データサイト『Opta』の大会モデルは、グループ突破確率をオランダ88.2%、日本76.2%と算出しており、その構図は「本命対伏兵」ではなく「本命対準本命」だ。『MeeMetOranje』が報じたように、オランダメディアは日本のモンテレイでの練習場問題まで追っており、情報戦が相互に行われていることがわかる。ただし、これはスポーツメディアの論調であり、国民の総意ではないこと、そして大会前のモデルは予測ではなく事前評価であることは区別する必要がある。

壮行試合での敗戦と相次ぐ負傷者の問題は、オランダにとって大会開幕を前にした現実的な懸念材料だ。ティンバーとデパイが初戦で起用可能な状態にあるのか、そして8日に行われる非公開のウズベキスタン戦でどのような戦術を試すのかは、外部からは見えない。日本時間15日朝5時のキックオフに向け、テキサスへ移動するオランダ代表のチーム状況に関する続報が注目される。

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