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森保監督、異例の半年続投を受諾 アジア杯限りで退任へ

日本サッカー協会が森保一監督に示したのは、期限付きの続投オファーだった。来年1月のアジアカップ(サウジアラビア)まで、という区切りである。森保監督はこれを受け入れる意向を協会側に伝えたと、複数の日本メディアが7月8日に報じた。優勝しても延長はしない。始まる前から終わりの決まっている、異例の“半年”続投である。

2026年7月9日 13:21約2分で読めるコメント可
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終わりの日付が付いたオファー

日刊スポーツなどによると、宮本恒靖JFA会長は森保監督に続投を要請する際、「来年のアジアカップまで」と期限を区切った。そして森保監督は、これを受け入れる返答を協会側に伝えたという。アジアカップはサウジアラビアで2027年1月7日から2月5日まで行われる。仮に日本が優勝し、2011年以来のタイトルを手にしても、協会は契約を延長しない考えで、来年3月の国際Aマッチデーを新監督の初陣にする方針とされる。契約が「半年」なのか、それとも大会後もスタッフの雇用を保つ形で育成・アドバイザー的に残る「1年」なのかは、強化部会、技術委員会、そして7月23日の理事会という手順を経て承認されるタイミングで確定する。

森保自身の温度

7月2日の記者会見で、森保監督は自身の進退を明言しなかった。問われると、少し休んでW杯を振り返りたい、「今決まっているのはここまで」と語っている。Number Webは、森保監督が「やり切った」と述べ、「ここで終わってもいいと思う気持ちで」いたと伝えた。ほぼ即座に「続けたい」と答えた4年前とは、はっきり温度が違う。続投を求める協会と、首を縦に振ることを急がない監督。そのずれが、この一件の実際の手ざわりである。

なぜ「半年」なのか

異例なのは、続投と退任が同時に決まっている点だ。森保監督はアジアカップという一つの仕事のために残され、その後は引き継ぐ。アジアカップで日本はグループFに入り、インドネシア、カタール、タイと同組になっている。森保監督は2018年のロシア大会後に代表を率い、2022年カタールではベスト16でクロアチアにPK負け、2026年はベスト32でブラジルに1-2で敗れた。W杯のノックアウトでの勝利は、いまだない。半年という区切りは、信任というより、次の体制への橋渡しに近い。

その裏にある対立

宮本会長は続投を推してきた。7月2日ごろには「そのための準備を進めていく」と語っている。ただ、舞台裏はきれいにそろってはいない。日本を取材する海外記者は、同じ7月2日の会見を別様に読んだ。all asian footballのダニーロ記者は、森保監督が「今はただ休みたい」と述べたとし、試合後の最後の拍手や報道陣への別れの様子から「契約を更新しない可能性が高い」と伝え、会見中の宮本会長は森保監督のコメントに不満そうだった、とも記した。海外メディアのSamurai Warriorは、2010年大会後の空気に似ていると指摘し、関係者の話として、JFA内部で森保続投か交代か、交代なら後任を誰にするか(外国人監督招へい論を含む)で意見が対立していると報じている。これらは会見の所作や内部情報からの読みであって、確定した決定ではない。確定しているのは、オファーと受諾、そして7月23日の理事会という手順のほうだ。

今日、日本の読者が得るもの

日本はすでに大会を去った。だが、ここが次のサイクルの入り口になる。いまの見取り図はこうだ——森保監督がアジアカップまで、その後は3月から新監督。「森保続投」を長期の第3次政権と受け取る見方を、それは半年で終わる、と正してくれる。半年か1年か、そして後任が誰か。JFAが答えを出すのは、7月23日の理事会だ。

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