両者の勝ち上がり
アメリカのグループDは、数字ほど一枚岩ではなかった。初戦でパラグアイを4-1、続くオーストラリアを2-0と着実に退けたが、突破を決めた最終節はトルコに2-3で敗れている。この負けが、レビス・スタジアムに持ち込む不安だ。4点を奪ったチームなのか、3点を失ったチームなのか——地元の初戦に、どちらの顔で現れるか。
ボスニアの道のりはもっと険しかった。カナダと1-1、スイスに1-4と大敗し、それでも最終節でカタールを3-1で下してグループBを突破した。ワールドカップでグループステージを越えたのは、この国にとって初めてのことだ。
見どころ
地元の大観衆は追い風であり、同時に重圧でもある。開催国が自国での初戦に敗れれば、大会は早々に、そして大きな音を立てて終わる。それはアメリカ自身がいちばん分かっている。失うものがないボスニアの狙いははっきりしている。低い位置で構えてコンパクトを保ち、アメリカが前に出て空けた背後を突く。相手が引いて固めたブロックを、トルコ戦のように前がかりになりすぎず崩せるか。そこがこの試合の中の勝負になる。
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