26WorldCup 2026北中米W杯
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今日の日本代表

日本、ブラジルに1-2 佐野の先制弾守れず後半ATに逆転負け

後半アディショナルタイム、ヒューストンのNRGスタジアムでガブリエル・マルティネッリがゴール右隅へ流し込んだ瞬間、日本のワールドカップは終わった。前半29分に佐野海舟が代表初ゴールで先制し、五度の優勝を誇るブラジルをあと一歩のところまで追い詰めながら、1-2の逆転負け。決勝トーナメント1回戦(ベスト32)で大会を去った。

2026年6月30日 05:46約2分で読めるコメント可
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あと6分で金星だった

日本が先手を取ったのは前半29分。佐野海舟が代表初ゴールをねじ込み、五度の優勝を誇るブラジルから先制した。ここから約1時間、競技の公式戦でアジア勢が成し得なかったブラジル相手の勝利が、現実味を帯びていく。カルロ・アンチェロッティ率いるブラジルがようやく追いついたのは後半11分(56分)、カゼミーロがファーサイドで頭から押し込んだ場面だった。それでも日本は1-1のまま耐え、終盤までブラジルにリードを許さなかった。勝ち越し弾が生まれたのは後半アディショナルタイム、90分を6分過ぎた時間帯。ブルーノ・ギマランイスのパスで抜け出したマルティネッリが至近距離からゴール右隅へ流し込み、2-1。日本に返す時間は残っていなかった。ESPNはこの試合を、ブラジルがワールドカップ史上屈指の番狂わせを土壇場で回避した一戦だと書いた。

機能していた森保の設計

前半、森保一監督の5バックは狙い通りに働いた。両ウイングバックが内側を締め、ブラジルは外へ追いやられ、王者は中央を崩し切れなかった。ESPNの戦評によれば、後半に入って森保は菅原由勢と鈴木淳之介という本職の守備の選手を投入し、2点目を取りにいくより1点のリードを守る側に重心を置いた。その判断の是非はこれから問われるだろうが、試合の流れははっきりしていた。ブラジルの圧力は時間とともに増し、同点弾が生まれ、最後の失点につながった。守備で試合を支配しかけた前半と、押し込まれ続けた後半の落差が、そのまま結果に表れた。

F組を無敗で抜けて、王者へ

日本はグループFを無敗の2位で通過していた。初戦でオランダと2-2、第2戦でチュニジアに4-0、最終節でスウェーデンと1-1。失点の少ない安定した戦いでベスト32に進み、1回戦ではC組を1位で抜けたブラジルと当たる組み合わせになった。組み合わせが決まった時点で最大の難敵とされた相手を、日本は90分+6分まで追い詰めたことになる。勝ったブラジルはベスト16へ進み、コートジボワール対ノルウェーの勝者と7月5日に対戦する。日本とブラジルがワールドカップの決勝トーナメントで顔を合わせたのは、これが初めてだった。

ベスト16の一つ手前で

日本は直近4大会(2002年、2010年、2018年、2022年)でいずれもベスト16に届いていたが、今回は決勝トーナメント1回戦、48チーム制で最初のノックアウトとなるベスト32で敗れた。差は90分を6分過ぎての1点。相手は大会史上最多の優勝国だった。日本はワールドカップでベスト8以上に進んだことが一度もなく、4年前のカタール大会でもベスト16でクロアチアにPK戦の末に敗れている。決勝トーナメントの壁を越えられないまま、次の4年への歩みがここから始まる。佐野の代表初ゴールが、涙で終わった夜の唯一の白星の証になった。終了の笛のあと、多くの選手がピッチで涙を流したと各社が報じている。日本にこの大会の試合はもう残っていない。

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