26WorldCup 2026北中米W杯
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対戦国から見た日本

ネイマールが復帰、ブラジルは和やかキャンプ 久保を欠く日本と対照的に

ラウンド32で日本と当たるブラジルは、ネイマールの復帰でキャンプの空気が軽い。アンチェロッティは就任以来初めて先発を据え置ける状況で、ラフィーニャは離脱。ブラジルの一次メディアから、対戦国がどう日本戦に組んでくるかを読む。

2026年6月27日 12:11約2分で読めるコメント可
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ネイマールが戻り、ブラジルの空気は軽い

ブラジル代表のニュージャージー州のトレーニング拠点に、ネイマールの声が戻ってきた。「イゴール・チアゴへのプレゼントは?」——26日の練習で、その日に誕生日を迎えるチームメイトをからかいながらピッチに現れた。アンチェロッティ監督と肩を組み、耳元で話し込む場面もあった。スコットランドに3-0で快勝してグループC首位を決めた後の、和やかな雰囲気だった(Terra/Estadão)。

首位通過には実利もある。ブラジルは勝ち進んでも米国内に留まり、ヒューストンからメキシコ・モンテレイへ移る消耗を避けられた(Placar)。

その軽さの一因がネイマールの復帰だ。右ふくらはぎの浮腫で1か月以上ピッチを離れていた背番号10は、最終節スコットランド戦(24日、マイアミ)で今大会初出場。後半30分にマテウス・クーニャと交代で入り、約20分プレーした。アンチェロッティは彼をゴールに近い位置で使う「偽9番」として見ているという。前日会見では「ネイマールは90分やれる。私だって歩きながらなら90分やれる」と冗談まじりに語った。これでネイマールは4度目のW杯。通算14試合8得点3アシストを数える(Placar)。

初めて「同じ先発」を組めるアンチェロッティ

日本戦に向けたブラジルの準備には、もう一つ象徴的な点がある。2025年5月の就任以来、アンチェロッティが初めて先発を据え置けることだ。ここまで15通りの先発を試してきた指揮官だが、スコットランド戦の出来から、ハイルがラフィーニャの位置を保ち、ヴィニシウス、マテウス・クーニャと前線を組む見込みだ。木曜の休養日を挟んだ日本戦への始動では、マイアミで先発した中でピッチに出たのはヴィニシウス、ハイル、ドウグラス・サントスの3人だけ。他はトレーニング施設内でフィジカル調整にあてた(Terra/Estadão)。

そのラフィーニャは右太ももの筋損傷で日本戦を欠く。復帰はうまくいってラウンド16(7月5日)、現実的には準々決勝(7月11日)が見込まれる。整った先発を立て、復帰したネイマールを後半の切り札としてベンチに置く——それがブラジルの日本戦の入り方になりそうだ。

「強い心臓が要る」——油断はしていない

ただ、相手は余裕だけで構えているわけではない。スコットランド戦後、アンチェロッティは会見の冒頭で「もうノックアウトだ。強い心臓が要る」と切り出した。日本については「3チームとも質が高い。日本はW杯前の親善試合で、とても見事な結果を出した」と評価している。その「見事な結果」とは、昨年10月に東京で2-0から3-2と逆転された一戦——ブラジルが歴史上初めて日本に敗れた試合のことだ(Placar)。

一方の日本は、攻撃の軸を欠いたまま準備を進める。久保建英はオランダ戦で痛めた左ひざのリハビリが続き、ブラジル戦は欠場が濃厚。チームは少人数で始動し、ヒューストンへ向かう(Gekisaka)。日本とブラジルの通算対戦成績は1勝2分11敗(Soccer King)。その15度目の対戦が、日本時間6月30日未明(現地29日)、ヒューストンのNRGスタジアムで始まる。

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