前半だけで4点
イングランドは開始3分、ディクラン・ライスが遠めから巻いて先制し、18分にはエズリ・コンサがコーナーから頭で合わせて2-0とした。ここからブカヨ・サカが試合を握る。37分にカウンターから決め、前半終了間際に2点目。ハードロック・スタジアムでイングランドは4-0で折り返した。両監督とも「やりたくない」と口にした消化試合のはずが、まるでそうではなかった。
フランスが3点を返す
後半はフランスの時間だった。エムバペが48分に1点を返し、54分にはブラドリー・バルコラの得点をお膳立て、66分に自ら決めて4-3。エムバペの2得点はいずれもミカエル・オリセのアシストで、オリセはこの大会を1大会あたりのアシスト数の記録付き最多で終えた。4点差が一気に1点差になり、フランスは同点を狙って押し込んだ。
サカのPK、ベリンガムの独走弾
だが追いつけなかった。87分、ボックス内でギュスト(イングランド側の記録ではGusto)のファウルから得たPKをサカが沈め、ハットトリックを完成させて再び2点差に。フランスは止まらず、ウスマン・デンベレが後半アディショナル6分に5-4とするも、最後に決めたのはベリンガムだった。同8分、3人を抜き去って6-4。1966年の優勝以来となるイングランドのW杯最高成績で、1990年と2018年に敗れた3位決定戦を初めて勝ち切った一戦になった。
得点王争いへの意味
キックオフ前は8点で並んでいた得点王争いに、はっきりとした首位ができた。エムバペの2得点で大会通算は10。決勝を日曜に控えるメッシ(8点)を1点上回る。取り返すには、メッシがスペイン相手に決めるしかない。2点で並び、それ以上でエムバペを抜く。大会に残った最後の一本の糸が、そのまま決勝へ伸びていく。スペイン対アルゼンチン、メットライフ・スタジアム、日本時間で月曜午前4時のキックオフだ。
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