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試合前プレビュー

エムバペの足首は間に合う スペインは36試合負けていない

準々決勝のモロッコ戦、フランスの主将は足首を痛めて途中で下がった。それから4日、キリアン・エムバペはアーリントンで先発する見込みだ。向かい合うのは、2024年3月から負けていないチーム——36試合で27勝9分け、そのスペインが直近2つのノックアウトで勝ち上がった方法は、どちらも「途中から入った選手の一撃」だった。キックオフは日本時間7月15日午前4時。

2026年7月14日 22:41約2分で読めるコメント可
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ベンチから出てくる男

スペインは、追い込まれた顔を一度も見せずにここまで来た。同時に、余裕のある顔も一度も見せていない。ラウンド16のポルトガル戦、決勝点を決めたミケル・メリーノは、その試合をベンチで迎えていた。準々決勝のベルギー戦でも同じことをやった。延長が近づいた時間帯、また途中出場から。ノックアウトの決勝点を交代選手として2度決めた選手は、W杯の歴史にいない。

そのベルギー戦で終わったものもある。ウナイ・シモンは6試合連続の無失点を続けていたが、ベルギーについに割られた。650分を超えて続いていた記録だった。そしていま、ルイス・デラフエンテには面倒な決断が残っている。メリーノもペドリも先発に値する。すると、ファビアン・ルイスかダニ・オルモが外れる。

19歳になったヤマル、今大会1得点

ラミン・ヤマルは月曜に19歳になった。キャリア最大の一戦の前日である。今大会の得点は1。ユーロ2024を支配した選手の数字ではない。ハムストリングの不安も大会を通じて付いて回っている。

ダラスでの会見で、デラフエンテはこう話した。「ラミンのベストは、この大会でまだこれから来る。ものすごく意欲的だ。顔を見ればわかる。早くやりたくて仕方ないんだ。ただ、その勢いは制御してやらないといけない。感情に飲み込まれてはいけないから」。ヤマル自身は「重圧は感じていない」と言っている。

フランスは6連勝で来た

ディディエ・デシャンにとって、14年の任期で最後の大会になる。この試合が監督としての26試合目のW杯で、これは歴代最多だ。チームは6戦全勝、16得点。スウェーデン、パラグアイ、モロッコを倒して4強に入った。エムバペは8得点でリオネル・メッシと得点王争いの首位に並び、オスマン・デンベレとの関係は今大会ずっと機能している。

負傷の情報は、おおむね良い。エムバペの足首は軽度の捻挫と説明されている。モロッコ戦で膝を気にして下がったマヌ・コネも大事を取った交代で、太もものけがから戻ったオーレリアン・チュアメニと中盤の同じ枠を争う。

直近の対戦成績はスペインを指している

W杯で両者が当たったのは20年前の一度きりで、そのときはフランスが3-1で勝っている。ただ、それ以降の流れは逆だ。直近10試合でスペインが7勝。ユーロ2024の準決勝は2-1、昨年のネーションズリーグ準決勝は5-4の乱打戦で、ヤマルが2点、エムバペもPKを決めた試合だった。

フランス側の言い分もある。彼らはW杯の準決勝を長く落としていない。直近4回すべて勝ち上がり、うち3回は無失点で終えている。

見るところ

エムバペが先発するか、そして何分もつか。デラフエンテがメリーノとペドリを同時に先発させるのか、それともまた切り札をベンチに残すのか。スペインのウイングがフランスのサイドバックを突けるか——そこは各国のスカウトが繰り返し丸をつけている場所だ。そして6試合で1失点のスペイン守備が、大会に残った最強の攻撃陣に耐えられるか。勝った方は日本時間7月20日午前4時の決勝で、イングランドかアルゼンチンと当たる。

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