2026年W杯の視聴環境、2022年との決定的な違い
日本時間6月12日に開幕する2026年ワールドカップは、日本のサッカーファンにとって視聴環境が大きく変化する大会だ。まず朗報として、日本のグループステージ3試合はすべて無料で視聴できる。しかし、全64試合が無料配信された2022年カタール大会の「ABEMAモデル」は、今回踏襲されない。今大会の国内配信はDAZNが主役となり、拡大されたフォーマットの全104試合を独占ライブ配信する権利を保有している。無料視聴は日本戦など一部に限られるため、2022年の体験を前提にしていると、見たい試合が見られないという事態になりかねない。ABEMAは提携サービス「ABEMA de DAZN」を通じてDAZNへの加入窓口を提供する形となり、単独でのW杯配信は行わない。この構造変化を理解することが、今大会を最大限楽しむための最初のステップとなる。
日本代表グループステージ3試合の無料視聴ガイド
グループFに組み分けられた日本代表。注目のグループステージ3試合は、地上波テレビとDAZNの無料配信で観戦可能だ。各試合の放送・配信予定は以下の通り確定している。
- 第1戦:オランダ vs 日本
初戦は6月15日(月)午前5時、ダラスでキックオフ。この重要な開幕戦は、地上波のNHK総合とネット配信のDAZNで無料生中継される。衛星放送のNHK BSP4Kでも視聴できる。
- 第2戦:チュニジア vs 日本
第2戦は6月21日(日)午後1時からモンテレイで開催。日曜昼の試合は、地上波の日本テレビ系列と衛星放送のNHK BS、そしてDAZNの無料配信で生中継される。
- 第3戦:日本 vs スウェーデン
グループ最終戦は6月26日(金)午前8時に再びダラスで行われる。この試合もNHK総合とDAZNで無料生中継され、NHK BSP4Kでも放送が予定されている。DAZNでの視聴はいずれも無料アカウント登録のみで可能だ。
全104試合の放送体制:DAZNが軸、地上波は厳選放送
今大会の放送・配信の全体像を把握することが重要だ。DAZNが全104試合を独占ライブ配信する一方、地上波テレビの放送枠は限られている。内訳はNHK総合が33試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合だ。これらの放送は、日本戦のほか、優勝候補の強豪国や注目カードが中心に選ばれると見られる。つまり、日本戦以外の特定の試合や、グループステージの全貌を追いかけたいファンにとっては、DAZNの有料プランが実質的に唯一の選択肢となる。見逃し配信についても、DAZNでは全試合がリプレイ視聴可能。NHKの放送試合は、見逃し配信サービス「NHKプラス」でも視聴できるが、利用には受信契約情報の登録が必須となる点に注意が必要だ。
開幕までに済ませたい準備と今後の見通し
日本のグループステージ3試合の放送予定は確定した。北中米開催のため、キックオフは日本時間の早朝や日中となる。録画予約をするか、あるいは事前にDAZNの無料アカウントを作成しておくなど、6月15日の初戦までに各自の視聴スタイルに合わせた準備を済ませておきたい。日本戦以外も幅広く観戦したい場合は、DAZNの有料プランへの加入を検討する必要があるだろう。日本がグループステージを突破した場合、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)は6月30日から7月3日にかけて行われる。その場合も中継はDAZNとNHKが中心となる見込みで、詳細なチャンネル割り振りは勝ち上がりに応じて発表されることになる。
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