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この夏の日本人海外移籍29件を一覧に ドイツとベルギーに集まった理由

6月下旬から7月29日まで、日本人選手の海外移籍は29件。並べてみると、行き先は均等には散らばっていない。

2026年8月1日 11:00約2分で読めるコメント可
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この夏の移籍市場を、ひとつの一覧にまとめる。6月27日から7月29日までに、日本人選手の海外移籍は29件あった。1件ずつは小さな話でも、並べると日本から外へ出る経路がどこに通っているかが見えてくる。

7月1日に集中した15件。 契約の開始日にあたるため、この日付の発表が最も多い。完全移籍は宮代大聖(神戸→ラス・パルマス)、宇野禅斗(清水→ボルシアMG)、後藤啓介(アンデルレヒト→フライブルク)、山本理仁(シント=トロイデン→フライブルク)、川﨑颯太(京都→マインツ)、田中聡(デュッセルドルフ→シャルケ)、福田師王(ボルシアMG→カールスルーエ)、秋山裕紀(新潟→ダルムシュタット)、横田大祐(ヘント→ハノーファー)、喜多壱也(京都→レアル・ソシエダ)、安藤晃希(水戸→ロイヤル・アントワープ)、ハーフナー・ニッキ(SVリート→ユニオンSG)の12件。期限付きが倍井謙(名古屋→コルトレイク)、安部大晴(長崎→ホルシュタイン・キール)、関根大輝(ランス→ホルシュタイン・キール)の3件。

6月下旬から7月上旬。 口火を切ったのは6月27日の高橋友矢(横浜FC→セロリセンス、期限付き)だった。7日には佐藤龍之介がFC東京からバレンシアへ完全移籍している。日本人として初めてのバレンシア完全移籍だ。同じ7日、18歳の山本天翔がドルトムントへ期限付きで渡り、水多海斗がRWエッセンからル・アーブルへ移った。10日に笠柳翼(長崎→マースメヘレン、期限付き)と松永颯汰(浦和→オリベイレンセ)、14日に山田新(セルティック→ルーヴェン、期限付き)。

W杯期間中の中旬。 16日に荻原拓也(浦和→ルーヴェン、期限付き)、17日に石渡ネルソン(C大阪→シント=トロイデン)と中村草太(広島→ル・アーブル、期限付き)。

決勝が終わってから。 20日に荒木遼太郎(鹿島→シント=トロイデン)、21日に古橋亨梧(バーミンガム→LAギャラクシー)、24日に守田英正(スポルティング→ハル・シティ)、29日に濃野公人(鹿島→D.C.ユナイテッド)。

行き先を数えると、ドイツが11件で最も多く、ベルギーが8件で続く。スペインは3件、フランス・ポルトガル・アメリカが各2件、イングランドは守田の1件だけだ。これがこの市場の正直な形になる。日本人選手にとっての欧州の入口は、ブンデスリーガの中位以下のクラブと、選手を育てて売るベルギーのクラブに集まっている。次の日本代表がどこでプレーしているかを知りたいなら、個々の移籍そのものより、この分布のほうが手がかりになる。

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