鹿島アントラーズは7月20日、MF荒木遼太郎がベルギー1部のシント=トロイデンへ完全移籍すると発表した。シント=トロイデン側も同日に加入を発表し、背番号は71に決まっている。
荒木は24歳。2020年に東福岡高から鹿島に入り、2年目に36試合10得点でブレイクした。その後は背番号10を託され、2024年にはFC東京への期限付き移籍で29試合7得点を記録している。2025年に鹿島へ復帰し、今季はリーグ戦16試合1得点だった。高卒から数えて7年目での初めての海外挑戦になる。
クラブを通じたコメントで、荒木は「鹿島ファンに成長した姿を見せられるようがんばってきます」と話し、ゴールやアシストという結果でチームの勝利に貢献したいと語った。背番号10を背負った選手が、今季はリーグ戦1得点にとどまっていた事実も踏まえた言葉に読める。
シント=トロイデンは日本人選手が欧州へ渡るときの入口として定着しているクラブで、同じ7月には石渡ネルソンもセレッソ大阪から加入している。日本から見て意味を持つのは、移籍そのものよりも、そこで実際に何分プレーするかのほうだ。ベルギー1部の開幕は例年7月末で、荒木がどのポジションで起用されるかは早い段階で見えてくる。
鹿島にとっては、7月に入って2人目の主力流出になる。29日にはDF濃野公人のアメリカ行きも発表された。荒木は2列目とトップ下の両方をこなせるが、鹿島復帰後の2年間は出場時間が安定しなかった。ベルギーで背番号71を与えられた意味も、まずは開幕数試合の起用法を見てから判断したい。
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