News## 本大会前、最後の調整
W杯前の日本最後の一戦は、5月31日に東京・国立競技場で行われるキリンチャレンジカップのアイスランド戦(キックオフ19:25 JST)だ。日本テレビ系列で地上波生中継され、DAZNとTVerでも配信される。チケットは完売。公式戦ではなく壮行試合だが、グループステージ開幕まで残り2週間というタイミングで、渡航前にチーム全体で実戦感覚を高められる最後の機会となる。
## 先発に戻る遠藤
最大の見どころは主将だ。遠藤航は2月の負傷以来、代表でプレーしておらず、W杯への間に合うかどうかが数カ月にわたって問われてきた。森保監督は前日会見で、アイスランド戦に遠藤を先発させると明言した。初戦の前に、復帰した主将へ実戦の出場時間を与えるための意図的な判断だ。遠藤はすでにプレミアリーグ最終節でリバプールのベンチに復帰しており、首脳陣は非公開練習ではなく実戦のなかでリズムを取り戻させたい考えだ。
## 森保監督が試すもの
残りの「実験」を形づくるのは2人の不在だ。5月27日に欧州の決勝を戦った鎌田大地は6月2日にようやく合流するため、ボランチの組み合わせは未確定——佐野海舟と田中碧が先発候補となる。さらに左サイドの主力が手薄ななか、この壮行試合はダラスでその役割を誰が担うかのオーディションも兼ねる。この試合限定で招集されたベテラン吉田麻也は先発し、送り出しの意味を込めて前半およそ10分のプレーが予定されている。そこからチームは完全にオランダ戦へと目を向ける。
## グループにとっての意味
これでグループFの構図が変わるわけではない——オランダ、スウェーデン、チュニジアはいずれもメンバーを発表し、それぞれのキャンプを始めている。だが日本の読者にとって、アイスランド戦は本大会前2週間で最も情報量の多い窓だ。遠藤のコンディション、鎌田不在の中盤、急造の左サイド——それらが「予想」から「実際に見られるもの」へと変わる場になる。
この試合で見えた布陣とコンディションの手がかりは、6月14日のオランダ戦プレビューに引き継いでお届けします。
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W杯前、最後のリハーサル——主将・遠藤航が先発するアイスランド壮行試合
6月14日ダラスでのオランダ戦(グループF初戦)の前に、日本にはもう一試合の調整が残っている——5月31日、国立競技場でのアイスランド戦だ。森保一監督は主将・遠藤航の先発を明言した。2月の負傷以来となる復帰で、日本がW杯に持ち込もうとしている布陣を読むうえで、現時点で最も手がかりの多い一戦になる。
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